「どぶろくカフェ"みづは"」山口県防府市
日本の伝統!体にも優しいどぶろくを楽しめる!
オススメ度★★★★☆
今回は防府市の「どぶろくカフェ"みづは"」さんを訪れました。
こちらのお店は防府天満宮の大鳥居のすぐ近くにあります。
お店の駐車場はありませんが、防府天満宮の近くでパーキングがたくさんあるので、困りはしないかと思います。
お酒が好きな私でもどぶろくを飲む機会はあまりないので楽しみです('ω')
外観、内観


元は民家だった建物を改修してカフェにされたそうです。
飾りすぎずといった感じで、防府天満宮の参道にふさわしい落ち着いた空間になっています。
レビュー
今回は「どぶろく瀧水」と「あま酒」、「酒粕風味のバスク風チーズケーキ」を注文しました。
最後にメニューも載せていますのでぜひ見てみて下さいね。


こちらが「どぶろく瀧水(550円)」。
美しい白色です。
ねっとりとしていて米の甘みが感じられます。
お酒の味は強くなく、とても上品な味わいです。
ついつい飲みすぎてしまわないよう注意が必要ですね(;・∀・)
お持ち帰りもあるので、家で楽しむ事もできます。

「あま酒(550円)」
こちらはノンアルコール。
市販の甘酒とはやはり違いますね。
こちらも甘さがしつこくなく、あっさりと上品な味わいです。

「酒粕風味のバスク風チーズケーキ(510円)」
こちらは甘さ控えめで大人な味でした。
「どぶろく瀧水」について
皆さんはどぶろくについて知っていますか?
私も詳しくは知らなかったのですが、実はどぶろくは法律上、日本酒とは違うくくりのお酒だそうです。
違いとしては醪(もろみ)を濾すかどうかで、どぶろくは濾さないお酒。
それでこれだけ濁りが強いんですね。
こちらがどぶろくの製造工程だそうです。

お酒を造るには「酒類製造免許」が必要な事は皆さんご存じですよね?
しかし、通常の酒類製造免許でどぶろくを造るにはかなりハードルが高いそうです。
最も大きなハードルが法定最低製造量が設けられていること。
つまり、かなりの量を作る、ある程度の規模の酒蔵でないと認可が受けられないという事のようです。
しかし、どぶろくは昔は家庭で作られていた伝統のお酒。
特産品として地域活性化にも役立つため、特定の地域の製造要件を緩和する制度が用意されています。
それが「どぶろく特区」という制度。
条件を満たすと、内閣総理大臣の認可で、特定の地域が「どぶろく特区」として認定されます。
「どぶろく瀧水」を製造している方が、防府市の「どぶろく特区」の認可を得たようです。
認可を受けるだけでもかなり大変だったようで、相当の熱意がないとできる事ではないと思います。
尊敬です(; ・`д・´)
また、製造方法にもこだわられているようで、使用しているお水は由緒正しい井戸水。
長州藩主毛利家への献上酒「瀧水」に使用されていた仕込み水だそうです。

さらに、こちらのどぶろくは火入れをしていないため、酵母、乳酸菌が生きており、健康にも良いかもしれません。
これからも防府市を盛り上げるのに一役買ってくれる事間違いなしですね(*'▽')
それでは最後にお店情報の紹介です。
メニュー



アクセス
【住所】
〒747-0029
山口県防府市松崎町2-2
【営業時間】
金・土・日・月 12:00〜15:30(L.O)
【定休日】
不定休
※イベント出店等でお休みになる事もあるようなので、
下記からお店のInstagramでご確認下さい。
【駐車場】
駐車場なし。
※付近にパーキングあり。
【支払い方法】
現金のみ
他のお店の情報も分かりやすくカテゴリー別に掲載しているので、ぜひトップページから見てみてね!
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それでは次回もお楽しみに!